2019年9月号 ツガニ
山陰でカニと言えば、松葉ガニ(ズワイガニ)とベニズワイガニですが、それ以外にもありました。それは島根県の一番西の益田市の清流である高津川で採れるツガニ(モクズガニ)です。

ツガニは日本海で産まれ、稚ガニの時に高津川を遡上して、川で2〜3年間過ごし成体になります。秋から冬に産卵期を迎え川を下ります。高津川水系では産卵期前の今(8月〜10月初旬)だけツガニ漁が解禁されています。

ツガニは傷みが早いので今までは地元だけで食べられてきましたが、流通が進んだ今は通販でも販売され氷詰めにして冷蔵で発送されています。

ツガニは地元では塩茹で、かに飯、かに汁で食べられています。大きなカニではないですが、旨味が濃厚で、みそ、卵、内子まで楽しめます。いつか味わってみたいものです。