2017年9月号
秋になりキノコがおいしい季節になりました。キノコの中でも特に味と香りが強いのが舞茸ではないでしょうか。今回は舞茸についてのお話です。

舞茸はブナ科樹木の大木の根株で心材に寄生して成長していきます。そんな天然物の舞茸は人里を離れた山深いところに行かないと採れないので収穫量が非常に少なく、幻のキノコと言われ、購入するととても高価です。そのため市場に出回っているものはほぼ人工栽培されたものです。

天然物の舞茸は栽培物とは桁違いのおいしさだそうです。一説には昔初めて食べた人があまりのおいしさに舞い踊ったところから舞茸と呼ばれるようになったと言われています。一度でいいので天然物の舞茸を食べてみたいものです。

舞茸は栄養価がたいへん優れています。ビタミン類やミネラル、食物繊維に富んでいて、舞茸の食物繊維を構成する多糖類βグルカンとマイタケDフラクションは身体の免疫力を高める効果があります。

舞茸には天ぷら、炊き込みご飯、鍋物、味噌汁、シチュー、茶碗蒸し、炒め物、和え物などおいしい食べ方がたくさんあります。舞茸は生では食べられませんので、必ず加熱調理してください。舞茸はタンパク質分解酵素を含んでいます。茶碗蒸しに生のまま用いると固まらなくなるので、舞茸のみを数分間加熱して酵素の効果を無くしてから茶碗蒸しに用いてください。逆に生の舞茸を加熱肉料理に用いると酵素の効果でお肉が柔らかくなります。色が淡い料理は舞茸の色素で黒っぽくなるので舞茸の分量に気をつけてください。舞茸は香りがとても強いので、他の食材の風味が失われないよう舞茸の分量に気をつけてください。

あなたのお好きな食べ方で免疫力を高めて健康になりましょう。