2017年8月号
近年の沖縄料理ブームの影響で家庭でもゴーヤチャンプルーを食べる機会が増えてきました。今回は夏が似合う野菜、ゴーヤについてのお話です。

ゴーヤは、未熟な果実を野菜として食するウリ科の植物です。正式名称はツルレイシ(蔓茘枝)と言い、一般的には、沖縄の方言ではゴーヤー、ゴーヤ、和名では果肉が苦いためニガウリと呼ばれます。

ゴーヤの原産地は熱帯アジアで、江戸時代に日本に伝わり、沖縄や九州で栽培が始まりました。沖縄ではかなり一般的な食材で、本州でも沖縄料理やゴーヤチャンプルーの人気が高まり年々消費量が増えています。

ゴーヤは、他の野菜や果実と比べてビタミンCが多く含まれていて、ゴーヤは炒めてもビタミンCが壊れにくいそうです。ゴーヤの最大の特徴である苦みの成分モモルデシンは、胃腸の粘膜を保護したり、食欲を増進させたり、神経に働きかけて気持ちをシャキッとさせるなどの効果があります。油との相性が非常に良いので 夏バテしやすい時期や沖縄で栄養をとるには非常に適した食材と言えます。

ゴーヤと言えば、ゴーヤチャンプルーですが、ゴーヤには他の料理もあります。おひたし、あえ物、ゴーヤの肉詰め、中華料理のスープ、などの料理もあります。どれもおいしそうですね。

ゴーヤは夏野菜です。現在は本州でも通年流通していますが、栄養価が高くなり価格が落ち着くのは旬の夏です。この夏はゴーヤを食べて乗り切りましょう。