2008年8月号
夏はアウトドアを楽しむにはもってこいの季節ですが、その中で最もアウトドアを満喫できるのがキャンプではないでしょうか。今回のほっとタイムスは「キャンプ」についてのお話です。

キャンプは、古くから人里離れた場所を旅する際に夜間休息(野宿)の手段として行われてきました。現在では、大自然の中で2日以上にわたって登山やツーリングを行うなどといった大きな目的の中で行われるキャンプ、自然の中でゆったりとした時間を過ごすというキャンプ自体が目的であるが、特に決まった形式はなく、その楽しみ方は人それぞれというキャンプの2つのタイプが一般的となっています。

大自然の中で行う大きな目的の中で行われるキャンプでは、素早く設営・撤収が出来ることが重視され、道具の総重量や点数などがかなり制限されたなかで、様々な工夫をすることになります。小型化・軽量化されたテント、コンロ類などを使うことが多いです。現代の日常生活と比べれば決して快適とは言いがたいことも多いのですが、その不自由さの中で工夫したり、人間の素朴なありかたを実感することが楽しいと感じる人や、それこそがキャンプ本来の楽しみであると感じている人は昔から多いです。

自然の中でゆったりとした時間を過ごすというキャンプ自体が目的の場合は、たき火を起こしてバーベキューや燻製などのいわゆるキャンプ料理を作り味わい、それ以外での楽しみ方は、森林浴、天体観測、海や川で泳ぐ、など人それぞれです。ごく近年では、キャンプ場として整備された場所も増えており、ほとんど野外活動したことがない人や登山をしない人々の間では、「キャンプ」と言えば営利施設としてのキャンプ場でのキャンプを指すことが多くなっています。整備されたキャンプ場は水道やトイレ、商用電源などが用意され、場所によっては調理器具やテントなどの貸し出しも行なっていて、初心者や女性でも抵抗なく利用できるようになっています。今では車がキャンプサイトの中まで乗り入れ、車のすぐ横にテントやタープなどを張るオートキャンプも一般的となっています。

最近はゴミの不法投棄やたき火の後始末、騒音問題、キャンプ自体が禁止されている場所を使用するなど、自然環境や周辺住民の迷惑となるような行為を行うキャンパーが増えています。キャンパー達には、マナーを守って、自然環境を守り、気持ちよくキャンプを楽しんでほしいものです。