2017年7月号
今年の土用の丑の日は7月25日と8月6日です。土用の丑の日には鰻が多く食べられるので鰻の旬と思われがちですが、実は鰻の旬は冬です。今の時期が旬なのは、鰻に似ている穴子です。今回は穴子についてのお話です。

穴子は、ウナギ目アナゴ科に属する魚類の総称で、鰻によく似た細長い体型の海水魚です。日本で食べられている穴子の多くはマアナゴです。

穴子は夜行性で夜になると泳ぎだして獲物を探し、昼間は海底の砂泥中や岩石のすき間にひそんでいて、砂泥底に生息する種類は巣穴から頭部や半身を海中に乗り出していて、その様子から穴子と呼ばれるようになったと言われています。

穴子は日本では主に日本料理に用いられ、鰻と同様に開いて、煮穴子、天ぷら、蒲焼、寿司などで食べられることが多いです。

穴子は鰻と違い低カロリーでさっぱりとした味です。穴子も鰻同様にレチノール(ビタミンA)、ビタミンB1・B2・D・E、カルシウム、EPA、DHAを含んでいますが、鰻よりは少量です。

穴子は栄養のあるものをさっぱりと食べたい時におすすめです。今年の夏は猛暑になりそうです。穴子を食べて乗り切りましょう。