2020年9月号 自然災害への備え
先日超大型の台風10号が九州付近を通過しました。今回の台風による暴風と豪雨のため、九州や周辺の地域では土砂崩れ、屋根や建物の崩壊、浸水など多くの被害が発生し、数名の方が死亡しました。

今回の台風は当初からかつてないほどの強い勢力のまま日本に接近か上陸すると予想されていて、気象庁はかなり強く注意喚起・警告し続けていました。それによってかつてない規模で公共交通機関の休止、店舗の休業、住民のしっかりとした避難などの対策が取られました。

実際の台風10号は九州接近時には当初の予想よりは勢力が弱まりましたが、それでもかなりの暴風・豪雨でした。かなりの勢力だったのにもかかわらず、これだけの被害で済んだのは、しっかり対策を立てしっかり避難したからです。決して台風が予想より弱まったからではありません。もし対策がもっと不十分だったらもっともっと大きな被害が発生していたと思います。

自然災害の発生が予期されるときにしっかりと対策し、実際の災害による被害があまりなかった場合、対策が過剰だ、大げさだ、と気象庁や行政が叩かれることがよくあります。実際の自然災害がどこでどれだけの規模の被害を発生させるのかは、自然が相手なので災害が起きてみないと完全にはわかりません。対策を立ててなんともなければ、それでいいと思います。命が守られたのですから。

被害を最小限に抑えるために、命を守るために、しっかりと対策を立てて自然災害に備えることは大切です。