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2015年5月号
今回は誰もが大好きな料理「ハンバーグ」についてのお話です。

【ハンバーグの語源・由来】
「ハンバーグ・ステーキ(hamburg steak)」の略で、「ハンバーグ(hamburg)」はドイツの都市「ハンブルク」の英語読み。
アメリカ英語では「hamburger steak(ハンバーガー・ステーキ)」、「hamburger(ハンバーガー)」とも言い、イギリスでは「Salisbury steak(ソールズベリー・ステーキ)」と呼ばれる。
ハンバーグの起源となる料理は、ドイツで「Deutsches beefsteak(ドイッチェス・ビーフシュテーキ)」と呼ばれる、タルタルステーキを火に通したものであった。これがアメリカで「ハンバーグ・ステーキ」と呼ばれるようになったのは、ドイツ移民が持ち込んだことからや、ハンブルクとアメリカ間の航路で、堅い細切れ肉を食べさせられたドイツ移民が、ドイッチェス・ビーフシュテーキを懐かしんで「ハンブルク・ステーキ」と呼んだことからといわれる。
(出典:語源由来事典 http://gogen-allguide.com/)

ハンバーグは、柔らかくて食べやすい料理ですので、咀嚼力が弱い子どもや老人等でも安心して食べられます。ハンバーグは学校給食でも人気メニューで、ファミリーレストランの主力商品です。ナイフやフォークを使わなくても簡単に噛み切れるので、パンに挟んでハンバーガーにすることもでき、ファーストフードなどでも主力商品となっています。

ハンバーグは大きく分けて、焼きハンバーグと煮込みハンバーグの2種類に分類されます。焼きハンバーグは、焼いたものにデミグラスソースをかける食べ方が最もポピュラーです。テリヤキソースをかけたり、トマトケチャップをかけたりするのも人気があります。大根おろしのたれをかける和風ハンバーグは特に女性に人気があります。焼きハンバーグの上にチーズをのせたり、中にチーズを入れたりするチーズハンバーグはファミリーレストランで大人気です。もう一つの煮込みハンバーグは、焼く代わりにデミグラスソースで煮込みます。とろけるような柔らかさで人気があります。

ハンバーグを使う料理の代表格はハンバーガーですね。手軽に食べられ、世界中で愛されています。ハンバーグをのせたピザやハンバーグを入れたグラタンは子どもたちに大人気です。

今日の夕食はハンバーグで決まりですね。